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浮気は悪いこと・悪くないこと?本能だから当たり前?それとも裏切り?

浮気=悪いことという考え方は一般的ですが、それでも浮気や不倫に対する価値観は人によっていろいろと違うもの。

肯定派「悪いこととは確かに思うけれど、現実問題、同じ人をずっと好きでいるなんて難しいことだし…」

否定派「浮気=裏切り!人として絶対にやってはいけないこと!浮気する人の神経を疑う!浮気されたらぜっっっっったいに許さない!」

……といったように、浮気にはさまざまな考え方があります。

あなたは浮気についてどんな意見・価値観を持っていますか?今回はそんな浮気に対する考え方を、さまざまな観点から見ていきたいと思います。

Contents

浮気は悪いこと?そもそもその理由とは?

浮気は当たり前のように悪いこととして考えられていますが、その理由は何でしょうか?よくよく考えてみれば、浮気が駄目だとされる理由について、しっかり整理してみたことがある人は少ないかもしれません。

まずは、浮気が悪いこととされる理由について、詳しく考えてみましょう。

パートナーを裏切る行為になるから

言うまでもなく、浮気は自分にとって大事な人を裏切る行為に当たります。「あなたが一番」「君だけを愛してる」といった言葉に嘘をつくことになるわけですから、裏切りと言われても仕方はないですよね。

より固い話をしてしまえば、そもそも結婚や恋愛は、基本的に特定のパートナーを見つけることで成立するようになっています。一夫多妻制の時代もありましたが、少なくとも現代日本では一夫多妻制は認められていません。

恋愛における法律はありませんが、恋愛も結婚と同じルールになることが暗黙の了解としてまかり通っています。だからこそ浮気をすれば、人の道を外れる行為だとして、多くの人からは非難されるわけです。

現代日本で恋愛をしている以上、基本的には皆が、相手のパートナーにあたる人は自分だけだと思っています。その前提を勝手に覆すわけですから、悪いことと言われるのは当然でしょう。

浮気を肯定してしまうと秩序が崩壊するから

仮に、浮気がOKな世の中だったとしましょう。誰を好きになってもOK、自由に恋愛してOK、パートナーは複数いてもOK……そんな世の中だったとしたら、マナーや常識、そういった社会の秩序は崩壊してしまいますよね。

一般的に父親がいて、母親がいて、そして子供がいて……そんな現代社会でいう幸せな家庭のあり方も変わってしまうでしょう。自由恋愛が常識となっている世の中だったら、自分と腹違いの兄弟はたくさんいるかもしれません。父親が誰かわからない……なんてことも割と一般的なことになるかもしれません。

まさに歴史で見た光景ですよね。そんな自由恋愛の世の中では、現代のような秩序を保つことは難しいでしょう。

浮気すること、複数の人と関係を持つことは、言ってしまえばそもそも社会の秩序を保つためにも禁止せざるを得ないことなのです。

浮気は悪くないこと?正当化する理由とは?

世の中には、浮気を肯定する人、浮気を正当化する人も実際にはたくさんいます。一般的な考え方としては浮気は悪いことになっていますが、それでも人によって価値観はさまざまなもの。

では今度は反対に、浮気を悪くないことと考える理由について、詳しく考えてみましょう。

浮気は本能的なものだから

人が恋愛をするのは、もはや本能のようなものです。生殖本能や性欲などの本能が働くのもそうですし、孤独になりたくない・寂しさを埋めたいという思いを持てば自然と人は人を求めるものです。

そうなれば、浮気も人の本能ととらえることもできるでしょう。さらに言えば、怖いもの見たさでつい危険なことに手を出してしまうこと、ないものねだりして他の人の良さばかり見てしまうことなども人の本能の一つかもしれません。

本能だといえば、浮気を肯定する理由は確かにばっちり見つかってしまいますね。

放置された・喧嘩した等の理由があれば浮気はOK…?

浮気を正当化する人は、「だって、〇〇だったからしょうがないじゃん!」と、自分には正当な理由があること、つまり浮気しても仕方がない理由があることを掲げてくることが多いです。

例えばしばらく彼氏・彼女から放置されていた、喧嘩してひどいことを言われた、先に浮気された……そんな理由などが浮気を正当化する理由としてよく挙げられます。

確かに浮気する側にもいろいろと言い分もあるのでしょう。長い間放置されて関係そのものが崩壊しかければ、浮気の一つもしたくなるのかもしれませんね。

こうなると、確かに浮気された側は「確かに私も悪かったけど…」と相手を責めにくくなってしまうものです。

一夫多妻制の時代もあったから・現代でもそういう地域はあるから

浮気を肯定すれば確かに秩序は崩壊しかねませんが、一夫多妻制の時代があったのは事実。さらに言えば、現代でも一夫多妻制がOKとなっている地域は世界中を見れば海外には存在します。

浮気を肯定する人、正当化する人は、そんな価値観を理由として持ち出すこともよくあります。「そもそも昔は一夫多妻制だったんだし……」と言い、だからこそ浮気は悪いことではないはずだと主張するのです。

恋人と浮気に対する意見が食い違ったときは…

浮気に対する意見はさまざまですが、やはりパートナーがいる人は、浮気の価値観は合わせておいた方が無難です。基本的に「浮気の価値観が合わない」ということはあまりないため心配は要りませんが、人によっては残念ながら、浮気について意見が合わないという問題が出てくることもあります。

では、浮気についての考え方が、実際に恋人と合わなかったときはどうすれば良いのでしょうか。そんなときの対処法を最後に整理していきましょう。

基本的には別れた方が良い

浮気について価値観が合わない相手とは、はっきり言って別れるのが賢明です。浮気について考え方が一致しないということは、そもそもの恋愛観自体に食い違いがあることが多いです。それ以外の価値観についても、「この人とは合わないな」と感じることは正直多いでしょう。

そのため言ってしまえば、話し合いでなんとか解決しようとしても、うまくいかない可能性が高いです。そもそも話がかみ合わないため、話し合いをしようとしても平行線を辿ることは多いでしょう。

そのまま我慢して付き合っていても、いずれトラブルを生むことにはなるのは明らかです。結婚なんてもってのほかでしょう。それでも好きな気持ちはあるでしょうが、将来的なことも考えて、別れることは検討した方が良いでしょう。

浮気に対する価値観を合わせられるよう話し合う

浮気について価値観が合わないときは、正直別れるのが最善の選択ですが、どうしても別れたくないというときもあるでしょう。そういった場合は、なるべく浮気に対する考え方を合わせられるように、とにかくしっかり話し合うしかありません。

「価値観は合わないけれど、まあしょうがない」と価値観の不一致を放置していると、やはり付き合っていくうえでトラブルは避けられなくなります。お互いにストレスまみれの付き合いになるのは明らかですから、早めに話し合ったうえで、二人の中のルールを決めておくことが大切です。

まとめ

浮気についての考え方は人それぞれなもので、意外と「浮気って別に悪くないでしょ?」という意見を口にする人も一定数いるものです。特定のパートナーを作りたがらない主義の人もいますし、「男は浮気するもの」といった理論を掲げて浮気を正当化している男性も中にはいます。

場合によっては、浮気についての意見が相手と合わない……ということもあるかもしれません。そうなっては二人の間でトラブルが起こることは必至。選択肢としてははっきり言って別れるのが最善ですが、なかなか別れられないときもあるでしょう。まずはとにかく、二人で浮気についての考え方を合わせて、トラブルのない付き合い方をしていってくださいね。

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