こんにちは、杏です。
またまた皆さんからのご相談にお答えする機会をいただきました。今回は「過去の恋愛を断ち切れない」というメッセージが多かったので、そのことについて書いていきたいと思います。
過去の恋愛と一括りには言っても、
今となっては付き合っていたのかも分からない、
お付き合いしていたけど一方的に振られた、
思い出を美化しているだけかもしれない、
片思いのまま終わってしまった…
など断ち切れない理由はさまざま。
でも「現状を変えたい」「前に進みたい」という気持ちは、きっとみんな一緒。
Contents
「過去の恋愛で、相手の私への言動や『本当に私のことが好きだったのか?』などについて疑問を持ったまま別れたので消化出来ずに時間が止まっている状態です。この消化不良は、今からでも相手に伝えて答えを出すべきでしょうか?それとも、どうにかして自己解決するべきでしょうか?」
おすすめは自己解決というより、もう放っておくこと。今からでも伝えたところで、相手にとっては「今更?」でしかない場合がほとんど。
言いたいことがあるなら、聞きたいことがあるなら、別れ際に全部ぶちまけてしまえばよかったのだけど…それこそ今更ですよね。
今でも「あれもこれも言ってやればよかった、こんなこともされた」と考えてしまうのは、それだけで元カレの存在を自分の中に強く残し続ける行為。エネルギーと時間の無駄です。
「どうしても何か言ってやりたい!」という気持ちが強いのならLINEで送り付ける…などもアリだけれど、「元カノからこんなの来たw」とネタにされる可能性は大。
なので元カレのことを考えそうになったら読書でも趣味でも妄想でも何でもいいので別のことに思考回路を使って、その時間を無くしましょう。脳内が暇だと過去のことを掘り返しがちになります。
「元カレのことが忘れられません。まだ本当に好きなのか、ただの執着なのかも分かりません。相手にはもう新しい彼女がいるみたいで、私だけが前に進めない状態です。」
本当に好きか分からない時点で、ほとんどの場合もう好きではありません。過去を美化して執着しているだけです。
こういう状況に陥っている人の大半は
「あのときもっとこうしていれば」
「彼の気持ちはきっとこうだった」
「私があんな言動さえしなければ」
という、「今なら分かる当時の問題点」について反省しています。なので今ならやり直せるような気がしたり、当時の後悔を忘れられなかったり…
でもそれは、当時分かっていなければ今更どうしようもないこと。その反省を活かす相手は、元カレではなく次に出会う誰かです。
「告白できないまま離れてしまった相手がいます。あのとき告白しておけば何か変わったかも、でも振られていたかも…とずっと心の中に引っ掛かっています。新しい出会いがあっても、思い出の中の彼と比べてしまいます。」
どうにかすれば連絡が取れる状況にあり相手が未婚であるなら、今からでもアプローチするべきだと思います。「あのときこうしていれば、ああしていれば…」という後悔や可能性を引きずり続けるより、当たって砕けましょう。
連絡が取れず相手の状況も分からないのであれば、過去の分岐点をいくら悔やんでも唯一変わらないのは「そのとき何もできなかった自分」という現実です。
そして新しい出会いがあっても前に進めないのであれば、「何もできない自分」は現在進行形です。それはしばらく経てば「過去の片思いを引きずって、出会いのチャンスを無駄にしてきた…」という後悔になるでしょう。思い出の中の彼はあなたの未来に責任を取ってはくれません。
"過去の恋愛を断ち切れない"まとめ
過去の恋愛を断ち切れないでいると新しい出会いがあっても気付けなかったり、比べてしまったり、一歩を踏み出せなかったり…なかなか現状から抜け出せなくなってしまいます。
この際「断ち切れない…」ではなく、すっぱりきっぱり「断ち切る!!!」という方向へ意識を変えてしまいましょう。