注目コラム
彼との心の壁を修復し、仲良くなるためにはどうしたらいいでしょうか?

現在大学2年生の女です。
恋愛相談がありお送りさせていただきます。

高校の時から別れて復縁してを繰り返し、累計3年間交際している彼氏がいます。そして現在は、彼から復縁を申したてられたことをきっかけに6ヵ月前から付き合っている状態です。
その彼から先日、「離れていた間にできた心の壁が邪魔をしてる。一緒にいる時は楽しいけど全力100%で恋愛を楽しむことができない。やっぱり復縁は良くないと思う。別れてほしい。」と言われました。

彼氏は別れて楽になりたい、私はまだ心の壁を埋める余地があると言う主張で意見がぶつかり2週間何も連絡も取らない距離を置く期間を設けています。
彼との心の壁を修復しまた仲良くなるためにはどうしたらいいでしょうか。
いくみさんの考えを聞きたいです。



あなたの価値は、彼ではなくあなた自身が決めるものだから。
いつだって自分が主演であることに胸を張っていてください。



私たちはこの先どうなってしまうんだろうとか、ふたりにとって今何が必要なんだろうとか、結局どうなりたいんだろう、とか。寄り添っているはずなのに相手のことが分からないこと、やっぱり1番悲しいね。付き合っているはずなのに一人ぼっちに感じたり、恋人って呼びたいのに片思いをしているような気持ちになったり、本当はもっとあんなことやこんなことがしたいのに、考えているだけで出来なくて、出来ないことがもどかしくて。もういいやって、投げ出してしまう自分がまた寂しいよね。

本当にね、よく頑張ったよ。なかなか3年間も同じ人と向き合い続けることって経験できないよ。自分だけじゃなく、彼のことも考えて本当にえらいね。あなたは何も間違ってないからね、大丈夫。あなたはあなたのままでいてね。これだけ長い間あなたのことを考えてくれる人がそばにいることって大きな強みよ。そしてその人と一緒にいたことがあなたにとって糧になっているはず。

だからまずあなたが大切にするのは、相手の存在に対してありがとうの気持ち。一緒にいてくれてありがとうって、並みならぬ時間を費やしてくれて、本当にありがとうって、だいすきよって、その気持ちをしっかり伝えること。これはお互いに。あなたが、あなた自身によく頑張ったよって言ってあげることも大切です。


心と心の距離を縮めて関係を修復したいという話。
以前同じような悩みを持つ方からご相談を頂いた時、わたしはこのような返答をしました。


一度観て面白くないと思った映画は、当分見返しても面白くない。
一度読んで合わないと思った小説は、当分読み返す気力も起きない。
恋愛もそうなのかもしれない。
また同じ結末を知るあなたは、そのストーリーを手に取りますか?



面白くなかった映画は、やっぱり何度見ても面白くない。
合わないと感じた小説は、やっぱり何度読んでも合いそうにない。
無理やり考えさせられたところで、好きじゃないものは好きじゃない。

でも、5年後もう一度見返してみると あれ?あの時より面白いなぁとか、考えさせられるなぁと響くこともある。これがわたしにとっての復縁かなぁ、と思うのです。その時は見つけることのできなかった楽しさや喜びを、違う視点から知って初めて気付く感情があるのです。

あなたが彼との心の壁を修復しまた仲良くなるためにしていることを、彼はどう捉えているのでしょう。もう一度観てみたいと、もう一度恋がしたいと、心が動かされるほどに価値を感じているでしょうか。

自分が映画を上映している立場であることを、忘れてはいけないのかもしれません。今までとは違うぞ、リメイク版はここが違うぞって、そう言い切れる根拠を持っていて欲しいと思います。


それでもあなたが、並みならぬ時間を費やしてくれた彼に対してもう一度チャンスが欲しいと思うのなら。それならば、もう一度あなたはあなたを磨くこと。育てること。何よりしっかり愛して自分を許すこと。

彼に、あの時どうして手放してしまったんだと後悔させるほどに強くなって、あの時どうしてあんなこと言ってしまったんだと悩ませるほど美しくなって、あなたが追いかけるのではなく、追いかけられるくらい凛としていてほしい。どうか胸を張っていてほしいと願います。

あなたの価値は、彼が決めるものではなくあなた自身が決めるものだから。
ふたりの心の壁を修復する必要性を考えるのではなく、壁のこちら側で自分を磨き上げてやりましょうよ。最高のあなたを彩り続けましょう。壁の向こう側からあなたの魅力に気付かない人はそれっきり。そう願い下げする勢いでパワーアップしてほしいです。

自分が映画を上映している立場であることを、忘れてはいけない。そしていつだって自分が主演であることに胸を張っていたい。あなたの人生です。誰かの為に生きるのではなく、あなたのために選びそして生きて下さい。

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