「いつも暴言ばかりで精神的にしんどい…」
「人格否定されるようなことばかり言われて、もう限界…」
絶えずモラハラをされ、精神的にも肉体的にも限界が近いという女性は多いでしょう。
「なんとかして、モラハラ夫に勝ちたい」
このように思っている人もいるはずです。
実は、モラハラ夫にはある致命的な弱点があるって知っていましたか?
これらの弱点を知ることで、その後夫に対してどう対処していけばいいかが分かってきます。
今悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
モラハラ夫には弱点がある!?対処法をご紹介
傍若無人に暴言をはき、家庭内で圧倒的な権力を持つモラハラ夫。
こちらがいくら下手に出ても、いっこうにモラハラが治ってくれない…このような悩みを抱えている人も多いかもしれません。
結論から言うと、夫のモラハラ行為は治りません。
そもそも、モラハラとなってしまう男性の多くが、幼少期の家庭環境や生い立ちの段階でモラハラ化してしまっています。
(例:両親からの愛情不足や過剰な溺愛など)
おすすめ記事:モラハラ夫の特徴は生い立ちや親が原因?子育てへの影響は大丈夫?
長年そのような心理状態で過ごしていたため、こちらがいくら頑張ってもモラハラを治すことはできません。
親身になって接したり、夫の過去に同情をしたからといって夫が応えてくれるわけでもなく、むしろ自分が疲れていくだけです。
精神的な不安が徐々に溜まっていくので、そういったことを防ぐためにもモラハラ夫の弱点を理解しておきましょう。
弱点を理解することで、夫に一時的に勝つことができますし、いざという時の切り札として使えます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
一人ぼっちになることに恐怖を抱いている
モラハラ夫の多くは、幼少期に一人ぼっちだった反動から「孤独になる」ことに対して異常なまでの恐怖心を抱いています。
そのため、自分から妻や両親、同僚といった身近な人間が消えることを何よりも恐れているのです。
また、自分を差し置いて妻が夫の関係者と仲良く談笑し、仲間はずれにされることも嫌います。
妻から離婚や別居を言い渡されると、うろたえてしまうのはこのような心理が影響をしているのです。
モラハラ夫は基本的に自分の中で満たされないものを弱い立場の人間(妻や子どもなど)にぶつけることを快感にしています。
その相手がいなくなり、誰も自分を受け止めてくれないと分かると一気に弱くなるのです。
夫のモラハラ行為がひどくなり、精神的に限界を感じた時にこの弱点をついてみるのもいいかもしれません。
何も反応しない/無視をする
モラハラ夫は、自分の権威を誇示するために様々なモラハラ行為をしてきます。
相手が反応することで、より快感を覚えモラハラ行為もエスカレートしていくのです。
しかし逆に言い換えれば、それほど自分に関心を持ってほしいということ。
あえて夫を無視したり、モラハラ行為をされても「あっそ」「はいはい」といった風に冷めた対応をすることで夫を動揺させることができます。
モラハラ夫は、体だけが大きくなった子どもそのもの。
何も反応せず、適当に受け流すだけでもだいぶ影響を与えることができます。
罪悪感を一切もたずこちら側も応戦してみる
モラハラ夫と一緒にいる女性の多くは、常日頃から人格否定をされている影響で夫に対して「申し訳ない」という気持ちをいだきやすいです。
そういった状態は、モラハラ夫からしてみれば格好のエサです。
モラハラ夫は、妻に罪悪感を抱かせることで支配がしやすくなるから、罵倒や罪悪感を植え付けるような言葉をはいていくのです。
そういった言葉に流されず、あえてこちら側も応戦してみるのもいいでしょう。
モラハラ夫は他者から反撃されるのに非常に弱く、同じように罵倒をされればひどく動揺します。
「お前はなんてだめなやつなんだ」
「あなたこそ、いつも悪口ばっかり言って情けない人ね」
「お前は俺なしじゃ生きていけないぞ」
「ご心配どうも。あなたに養われなくても別に生きていけますので」
オウム返しのように反論をすることで、モラハラ夫を黙らせることができます。
ただし、この方法は場合によっては火に油を注いでしまう結果になるので、夫の機嫌が圧倒的に悪い時には使わないようにしましょう。
また、日常的に使うと効果が薄れていくので、ここぞという時に使うのがオススメです。
なぜ無視や仲間はずれに弱いのか?
モラハラ夫の多くは、家庭環境や生い立ちが原因で他者を見下し、弱い立場の人間をいじめて常に自分が優位になるように動いていていきました。
今まで逆らう人間がいなかった分、妻や子どもといった身近な人間から反逆されるのに慣れていないのです。
また、子供の時の潜在的なトラウマ(一人ぼっちが嫌い・両親から愛されずのけ者のように扱われていたなど)から無視や仲間はずれを嫌いやすいというのもあります。
いずれにせよ、夫の過去に得た感情が元で無視や仲間はずれといった予想外の行動に弱いことが分かりましたね。
【要注意】弱点に対して攻撃はNG!その理由は?
ここまで読んだ人の中には、「モラハラ夫の弱点を知れたので徹底的に攻撃していこう」と考える人もいるかもしれません。
ですが、その考えはNGです。
モラハラ夫は、基本的にコンプレックスの塊なのでコンプレックスを刺激すると、よりモラハラが悪化してしまうことも…。
下記にその理由を詳しく書いていますので、きちんと考慮した上でモラハラ夫に対処していきましょう。
失敗をした時にモラハラが悪化する可能性があるため
まず、弱点をつこうとして失敗をした時にモラハラが悪化してしまう可能性があります。
例えば、夫から物理的に離れようと思ったけど、お金のことや住まいのことで断念してしまった場合。
「ほら、俺が言ったとおりお前は一人では生きていけないんだよ」と余計につけあがらせてしまう可能性があります。
今までよりもモラハラが過激になってしまうこともありますし、あなたの精神も弱らせてしまう可能性があるので下手に弱点をつかないようにしましょう。
過剰に煽ると肉体的DVに発展してしまうことも…
また、過剰に弱点をついたり煽りを入れることで、場合によっては肉体的DVに発展してしまうこともありえます。
モラハラ夫は自身の弱みやコンプレックスに付け込まれることに怯えており、下手に刺激をすると逆上するという一面も持っています。
肉体的DVを受けてしまうと、あなた自身の命もあぶないです。
そういったことを防ぐためにも、過剰に煽りを入れたりいっときの感情に任せて夫のコンプレックスを刺激しないようにしましょう。
モラハラ夫との立場を逆転させるには、何を言われても冷めた反応/無反応をすることです。
冷めた反応をすることで、夫もそれ以上何かしようとは思わず、勝手にあきらめてくれます。
あとは、離婚や別居に向けて準備をしたり、モラハラの証拠を集めるなどして冷静に対処していきましょう。
まとめ:モラハラ夫は下剋上に弱い!反応せず受け流して対処しよう
今回は、モラハラ夫の弱点と注意点について解説していきました。
弱点を元に集中的に攻撃するのではなく、いざという時のためにとっておき、基本は反応せず受け流して対処をしていくのが大事です。
夫に対して罪悪感を抱く必要はありません。
今後の将来のためにも、今は受け流して離婚や別居に向けて準備をしていきましょう。