「幸せな結婚には、妥協することも必要」
なんてフレーズを目にしたり耳にすることが多い中、結婚相手の理想を下げられず、妥協できないと悩んでいる女性は意外に多いのではないでしょうか?
そもそも妥協して結婚したら、相手にも失礼ですし、本当の幸せを掴めないまま、離婚に至ってしまう心配もあるものですよね。
今回は、結婚の理想を妥協して本当に幸せになれるのか?
妥協に良いイメージを持っていなかった筆者のわたしの結婚に至るまでの体験談・失敗談の両方と、妥協して結婚する人の割合やその人たちの考え・意見をまとめてお伝えしていきます。
Contents
【妥協婚】どんなメリット・デメリットがあるの?
妥協しての結婚について、はじめはあまり良くないマイナスなイメージを持っていた筆者のわたしですが、実際に結婚をしてその生活がスタートし、徐々に当たり前の状態になってくると、妥協婚でも満足できるメリットと、後悔しやすいデメリットの両方があると実感しているんです。
ここでは、結婚相手の理想を下げられないと悩むすべての女性へ、妥協して結婚することの意外なメリットとデメリットについてお伝えしていきますね。
【妥協婚のメリット①】ナチュラルに、自然体な結婚生活が叶う
結婚相手にいくつもの理想やこだわりを持たず、良い意味で妥協して結婚をすると、いつも自然体でいられて、心身に負担・無理がかかる心配がなくなると実感できているんです。
筆者のわたしが結婚して思ったことは、
- 理想やこだわりがあるといつまでもそれに向かって頑張り過ぎなければならない
- 妥協をすると無理なく、自分らしい結婚生活が叶えられる
ということ。
結婚相手に理想を求めすぎてしまうと、それに合わせて生半可ではない努力・ガマンも必要になることがあり、そのこだわりが窮屈な結婚生活へと変わってしまう心配もあるんです。
【妥協婚のメリット②】妥協してもたくさんの幸せを手に入れられる
理想にマッチした、実際にベストなパートナーと大恋愛ののちに結婚をしたとしても、意外に離婚・愛情が冷めてしまったケースも少なくないですよね。
筆者のわたしも、妥協して結婚しても意味がない・幸せになれないとばかり勝手に決めつけていたのですが、実際に結婚をしてみると、
- 環境や生活を安定させることに忙しく、妥協の意識をいつの間にか忘れている
- いつもパートナーがそばにいることで、支えられている安心感を感じられる
- 子どもを授かったことで理想も妥協もどうでもよくなる
などの気持ちの大きな変化を感じることができたんです。
また、理想を下げられないままに婚活をしても、
- 理想にマッチした人はすでにパートナーがいる
- 結婚までのゴールがどんどん遠くなってしまう
などのリスクも心配になり、たとえ妥協したとしてものちに得られる幸せは意外に多く、何物にも代えがたいものなのです。
【妥協婚のデメリット①】卑屈になってしまうことがある
理想にそぐわない結婚をして、意外に多くの女性が陥りやすいのが、卑屈になってしまうということ。
たとえば、まわりに理想通りの結婚をしている人が多いと、自分が妥協婚であることにコンプレックスを抱いたり、まわりと比べて卑屈になってしまう女性も少なくはありません。
【妥協婚のデメリット②】妥協が離婚のきっかけに?
妥協は、何かを諦める・今まで持っていた理想を変える必要があるので、中途半端なままの結婚で、妥協が離婚のきっかけ・原因になってしまうこともめずらしくはないのです。
妥協して結婚する割合ってどのくらい?みんなのエピソードを集めてみた!
妥協して結婚をする人と、理想を追い求めて結婚する人には、どのくらいの差があるのか、とても興味を惹かれますよね。
筆者のわたしは、結婚するまで理想が高くて渋々妥協して結婚したクチなので、本当に理想的な結婚をしている人のエピソード・割合が気になり、さっそく具体的な情報を集めてみることに。
ここでは、妥協か理想か、結婚に関しての大きな壁にぶつかってしまっている女性に向けて、勇気が出る情報をまとめてみました。
【妥協VS理想】気になる割合を調査!
さっそく、妥協して結婚した人と、理想を追い求めて結婚した人の割合を調べてみると、
- 妥協婚の割合:全体の40%
- 理想婚の割合:全体の30%
- 理想はあっても妥協せざるを得なかった人:全体の30%
という興味深いデータを発見することができました。
妥協婚&理想婚の割合をあらためて見直してみると、圧倒的に妥協している人が多いんですね。
では、理想婚できた人のきっかけ・理由についてリサーチしてみると、
- 結婚までのゴールが遅くなっても良いから理想を追い求めた!
- 学生時代から付き合っている人だから、自然に理想や条件がマッチした
など、理想婚を叶えるためにはそれなりにハードルが高く、もともと信頼できて、結婚を意識したパートナーを持っている必要もあることがわかりました。
代わって、妥協婚をした人のきっかけ・理由についてリサーチをしてみると、
- どうしても子どもが欲しく、年齢的なリミットもあるために妥協して結婚した
- そもそも理想ピッタリの人に出会うなんて無理!
- 理想のパートナーに出会えても、自分を好きになってくれるとは限らない…
などの意見やきっかけ、理由があるとわかりました。
【結論】妥協婚は理想婚よりも自然な結婚のカタチ!
筆者のわたしが、妥協婚・理想婚をした人の割合・実際の体験談を調べて痛感したことが、妥協婚は決して恥ずかしくも幸せになれないわけでもなく、いろいろな理由・条件が重なった上での、自然な結婚のカタチであるということ。
実際に妥協婚ではあっても、幸せな結婚だと納得・満足している人の割合は、妥協婚をした全体の40%の内35%以上!
妥協婚をして実際に幸せになっている人のエピソードをまとめてみると、
- 妥協したことで自分を想ってくれる人に出会えた
- かけがえのない子どもを授かれたら、一気に妥協婚とは思わなくなった
- 理想の結婚をしている友人を見ていると、常にそのレベルを下げない努力が必要で大変そう
などの理想的な意見・厳しい意見もチラホラ…!
理想を追い求めるのは幸せな結婚をするために重要なポイントにもなるのですが、現実では理想の結婚をしている人は少なく、妥協をしている人が多いという結果からも、妥協婚は悪いことではない・のちに幸せになれる可能性が高い結婚のカタチだと断言できます。
妥協の結婚という考え方ではなく、
- 今まで持っていた結婚相手の理想が変わった
- 幸せな結婚をするために、今までの理想を見直してみた
という意識を持った方が、もっと自然に結婚の良さ・デメリットを受けいれられ、その女性ひとりひとりの自分らしい婚活が歩めると思うようになっています。
【妥協婚】妥協というコンプレックスを早めに解消するために
妥協だらけの結婚、理想とかけ離れたパートナーであっても、それがすぐに愛情の冷め・離婚につながるわけでは決してなく、妥協から得られる幸せもいくつもあるのだということ!
ここでは、妥協婚に大きなコンプレックスを感じていた筆者のおすすめ解決策・できるだけ理想に近いパートナーに出会うためのコツをお伝えしていきますね。
その妥協が出会う人にとっては理想かもしれない!
結婚相手の理想が下げられず、でも妥協しなければどうにもならない状態に陥っても、あなたがガマンした理想の条件は、これから出会う人にとっては理想に見える可能性も大いにあるんです。
そもそも結婚相手の理想って、こうであってほしいというイメージを自分勝手に見出して、それを相手の男性に押し付けているようなリスクもあると思いませんか?
そのため、少しづつでも今までの理想を見直し、変えていく勇気や努力をしてみると、その妥協が相手にとって負担に感じず、まさに理想だと感じてもらうこともできるんです。
実際に結婚相手の理想が高い・こだわりがある人ほど、男性から引かれてしまったり、敬遠されたり、男性が持っている自信を削いでしまうリスクもあるので、妥協で得られるメリットもあるのだと気持ちを切り替えてみましょう。
妥協点&理想点を紙に書き出してバランスを取ろう
結婚へのこだわりが捨てられない女性におすすめなのが、筆者も実際にやってみて気持ちがラクに慣れた、紙に書き出してみる方法!
とてもシンプルなこの方法は、理想の妥協できる部分を好きなだけ書き出して、スキマ時間に見直すだけなので、とても手軽で実践しやすいメリットがあります。
書き出した内容を何度も繰り返し見ているうちに、
「あれ?こんな理想って本当に大事だったっけ?」
「このくらい妥協できなくてどうする!わたしって何様なの?」
などなど、結婚相手にこだわりを持ちすぎる自分を反省したり、理想と妥協の見直しをしていくうちに、どんどん気持ちが軽くなる変化も実感できたんです。
また、妥協できるポイント・譲れない理想を紙に書き出し、忙しい毎日を過ごしていたり、新しい趣味を始めたり、婚活で今まで出会ったことのないようなタイプの男性と知り合えた際には、その影響で理想・妥協点が大きく変わることも。
結婚相手の理想やこだわりは、ときに自分自身を苦しめ、束縛されるような縛り付け・圧迫感を感じるもの。
できるだけ自然に、心身に無理がかからず、安定した婚活を歩んでいくためにも、理想と妥協点を紙に書き出して、それを見直すたびに気持ちが軽くなっていく、そんな変化を期待してみてくださいね。
自分を想ってくれる人に目を向け、大切にしてみよう
結婚相手の理想って、もしかすると自分ばかりが相手にたくさんのことを求め、それが叶えられないのであれば妥協と、とても後ろ向きな考えもできると感じませんか?
筆者のわたしが実際に妥協をしながらの結婚をしてみて思ったことは、理想は相手に求めすぎ、自分はそれを待っているだけの状態なので、とても厚かましくて恥ずかしいと感じてしまったのです。
結婚の理想を持ちつつ、妥協できる点をいくつも増やしていくと、自ずと自分が好きな人よりも、自分を大切に想ってくれている人に意識が向き、大切にしようと気持ちが入れ替わるもの。
自分を想ってくれている人との恋愛や結婚は、あなたの理想を受け入れてくれる可能性もあり、理想的な結婚生活を歩むためにも欠かせないポイントになるのだと実感していますよ。
妥協と理想のバランスを大事に婚活を歩んでいこう~おわりに~
妥協婚は決してマイナスなことではなく、今までの理想を見直した上での、自然な結婚のカタチだと気持ちが明るくなれたのではないでしょうか?