注目コラム
あなたの悩みは、誰かの現在や過去かもしれない。

突然ですが、あなたは恋愛について

「こんなことで悩んでいるのは、自分だけなのかな...」

「どうして私ばっかり、こんなに悩んでいるんだろう...」

「ひとりで悩んでいても答えが出ない...」

「ほかの人なら、どんな答えを出すんだろう...」

なんて考えたことはありますか?

悩んでいるときって、ほかの人はやたらと順調に見えたりしますよね。逆にSNSでは同じような境遇の人を見付けて、ちょっと安心したり共感したり。

今回はみなさんからのお悩みや過去の恋愛話を募集してみました。たくさんのメッセージが届きましたが、あなたが抱えている悩みは誰かの過去の経験に似ているかもしれません。また、今現在同じようなことで悩んでいる人がいるかもしれません。「こういうことで悩んでいる人もいるんだなぁ...」と知ることができれば、自分自身やお友達がいつか直面したときに参考になるかもしれません。

Contents

「彼氏とはもう別れた方がいいのでしょうか?判断基準はありますか?」

「彼氏に大切にされている気が全然しません。でも付き合ってそこそこ長いし、今更別れて別の人と新しく出会ってアプローチして付き合って...というのも想像できません。それでも別れるべきでしょうか?」
「周りからは『早く別れた方がいい』って言われてて、頭では分かっていても会うと『好き!』と思ってしまってなかなか決断ができません...友達も呆れ始めているようで、彼の愚痴とかも真剣に聞いてもらえなくなってきました」
「いつも趣味や友達ばっかり優先されて、何の為の彼女なんだろう?と思ってしまいます。私がいなくても彼は勝手に楽しくやっていくだろうし...いつも適当に扱われて、自分の価値が分からなくなってしまいます...」

今すぐ振るほど嫌いになったわけではないけれど、付き合い続けることに違和感がある人。別れた方がいいと本当は分かっているけれど、情や思い出に囚われて決断が出せない人。

思いや理由はそれぞれ違っても、最終的な悩みとして「もう彼とは別れた方がいいのでしょうか?」というメッセージがいちばん多く届きました。

付き合い始めは相手のことが大好きで少しくらい目をつぶっていたことも、距離ができたり、冷めてきたり、ひとつ許せないところが見つかったりすると次々と気に障るようになってきますよね。

「こういうところ、やだな...」

「そういうことわざわざ言う?」

「私が彼女でいる意味ってあるのかな」

「もう彼とは終わりなんだろうな」

そう感じる瞬間が増えてくると、「この先どうしよう?」って考え始めますよね。だけど決定的な理由が無いと、何を判断基準にしたらいいのか悩んでしまう。

恋愛の終わりにおいて、引き際はとても肝心。

引き際を見誤ってだらだらと関係を断ち切れずにいると、時間を無駄にしたり、心も体も疲れてしまったり、毎日に張り合いが無くなったり、新しい出会いを逃したり...

どんどん女として、人間として廃れてしまいます。

「だけど、今が本当に引き際なのかな...」と思ったときはざっくりと次の項目について考えてみましょう。

ひとつは、彼はあなたを大切にしてくれているか、関心を持ってくれているか、ある程度優先しようとしてくれているか。

大切にされている自信があるのに別れを考える人は、少ないですよね。

彼はあなたに関心を持ってくれていますか?親身に相談に乗ってくれたり、興味深く話を聞いてくれたり、小さなことを覚えていてくれたりしますか?忙しくても時間を作ろうとしてくれたり、事務的なだけじゃない連絡がちゃんとあったり、「私とスマホやゲーム、どっちが大切なの?」なんて感じさせなかったりしますか?

全部ちゃんとしてくれてるのに別れを考える場合は、それはそれでもう彼のことは好きじゃないからさっさと別れてしまった方がいいでしょう。

ふたつめは、これがいちばん分かりやすいかもしれません。

その彼との関係に、未来が見えるかどうか。

そのまま関係を続けて、来年の今頃の幸せなふたりが想像できますか?記念日やイベントにわくわくできますか?彼へのプレゼントを、時間と手間をかけて何がいちばん喜んでもらえるか一生懸命考えることができますか?

同棲や結婚をして、お互いを思いやって、もしかしたら子どもができたり、夫婦として、家族としての数年後が現実的に見えてきますか?

「あ、無理...」となる人は多いのではないでしょうか。いずれ終わる関係なら、早めにすっぱり自分から終わらせるのもひとつの選択です。

「好きだったはずなのに、相手から好意を返されると冷めてしまったり気持ち悪く感じたりしてしまいます...」

「人を好きになること自体はできるのに、いざ付き合えるとなったり相手から好意を向けられるとそれを受け入れることができなくて関係が続いたことがありません。今後自分はまともな恋愛ができるのか、とても不安です」
「好きで付き合ったはずなのに、なんか違うなと思ってはすぐ別れての繰り返しです...そのときそのときは真剣なんですが、周りからは彼氏を取っかえ引っ変えしてると言われたり、遊んでると思われたり誤解されます」
「自分から好きになってアプローチしたのに、いざ好意を返されると気持ち悪くなります。私を好きになるなんて女の趣味悪いんじゃない?って引いてしまいます...自分から付き合えるように頑張ったのに、最後はいつもそうなってしまい上手くいきません」

最近耳にすることも多くなった蛙化現象ですが、こんなに悩んでいる人が多いのか...と驚くほどでした。

蛙化現象とは、最初は大好きだったはずなのに相手から好意を返されると気持ち悪くなってしまったり、いざ付き合えるとなると冷めてしまったり...という現象のことですね。

相手には特に問題が無いことが多いので、余計に罪悪感に苦しんでしまったり、もうこのまま恋愛ができないんじゃないか...と思い詰めてしまっている人もいます。

いろいろなパターンの蛙化現象についてメッセージが届きましたが、共通して感じられるのは「自己肯定感の低さ」でした。

ほとんどの人が

「こんな私のことを好きになるなんて、女を見る目がないんじゃない...?」

「私と付き合うなんて、何か裏があるんじゃない...?」

という部分に引っ掛かっていました。

そして基本的に追いかけられるより追う恋愛が好きで、「付き合うまでがゴールでその先を想像していなかった」という人もかなりの割合でいました。

素敵なカップルに憧れはあるのに性的な雰囲気になると気持ち悪くなってしまう、少しでも理想と違うことをされると冷めてしまう...つまり恋に恋している場合も多いのでしょう。

蛙化現象に陥りやすいままだと、誰かを好きになっても本当の意味で結ばれることができずにつらい悩みや報われない経験だけが増えていってしまいますよね。相手から愛されることにも喜びを見出したり嬉しさを感じたりすることもできなくなってしまいます。

好きだったはずの人に冷めてしまう、気持ち悪くなってしまう...それを繰り返すと恋愛自体に臆病になっていきます。

蛙化現象に陥る理由はきっとひとつではないと思いますが、自分に自信がないというのがいちばんの原因ではないでしょうか。自分のことを好きになれないと、自分に好意を持ってくれる人まで信用できなくなるのでなかなか上手く恋愛ができません。

そういう場合はひとまず恋愛から離れて、先に自信をつけることに打ち込むのがオススメです。趣味やお仕事、勉強に打ち込んでみたり、ダイエットや自分磨きをしたり、新しい人間関係を開拓したり...頑張ったことが結果として積み重なれば、それは自信に繋がります。また、あなたが頑張っている過程を見て好きになってくれる人のことなら信用しやすくなるかもしれません。

今回は「彼氏と別れる判断基準」と「蛙化現象」についてでしたが、まだまだいただいたメッセージはたくさんあるので今後も機会があれば触れていきたいと思います。

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