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あいさつと概要
こんにちは。Twitterで主に美容情報を発信している海乃くらげ(@_kurage_1)と申します。
今回、恋愛コラム執筆のご依頼をいただき、このような記事を書くのは初めてなのですが、私自身恋愛話が好きなこともあり(過去には別のアカウントまで作って自分の恋愛話をしていましたね笑)、せっかくの良い機会ですので僭越ながら書かせていただきました。
テーマは『最も悩みながら向き合った恋愛』ということで、私がこれまで生きてきて一番悩み苦戦した恋愛である(私のTwitterにも何度か登場している)今の彼と出会ってから付き合うまでの約2年間の片想いの話をします。
彼は私と同い年の22歳の大学生で、彼とは大学2年生の時アルバイトしていたコスメ売り場で出会いました。何度か告白したのですが振られてしまったり、2週間以上連絡が途絶えた事もあり、付き合うまでとても悩みに悩んだ辛い片想いでした。
その分好きな人が彼氏になってくれた時の喜びは大きかったですし、今では私以上に沢山大好きと伝えてくれ隣にいてくれることが幸せで、あの頃諦めずに頑張ってよかったと思っています。自分語りにはなりますが、片思いに悩んでいる方、失恋したけど諦めたくない方に、脈なしからの逆転エピソードの一例として参考や励ましになれば良いなと思います。拙い文章になるかとは思いますが、ご一読いただければ幸いです。
1度目の告白と大失敗
彼と初めて会ったのは、私がバイトの面接を受けに行った日です。面接が終わった後に、彼から「お疲れ様でした。ご縁があったらよろしくお願いします。」と笑顔で私に声をかけてくれました。背が高くて細身で色白という私好みの外見と、爽やかで落ち着いた印象に私は一瞬で惹かれました。採用されてから、私は彼と同じ職場で働けることを生きがいに、バイトがある日を楽しみに過ごしていました。
しかし彼と親しくなれたのかというとそうでもなく、私は彼と必要最低限だけ話し、いつも遠くから見ているだけでした。好きな人と仲良くなって距離を縮めたいという気持ちはもちろんあったのですが、私の人見知りな性格も相まって、緊張して上手く話せなかったら嫌われてしまう、私なんかに振り向いてくれる訳がないし傷つくくらいなら初めから見てるだけでいいと考え、話しかけられませんでした。それでも私は週に1.2回シフトが被った時に彼の姿が見えるだけで満足していました。
そんないつまでも奥手過ぎる恋愛をしていた私を変えるきっかけとなったのは、バイトを始めてから約一年経った頃の出来事です。バイト先の閉店が突然決まり、バイトをやめざるを得なくなりました。つまり彼の連絡先すら知らなかった私は、もう一生彼に会えなくなるということです。バイト最終日、それは辛いと思い、彼をバイト終わりにご飯に誘うことにしました。こんな性格なのでなかなか切り出せなかったのですが、2人きりになったタイミングで勇気を出して「この後、もしよかったら一緒にご飯食べに行きませんか?」と誘いました。恥ずかしくて耳まで真っ赤だったと思います。
奇跡的に?承諾してくれてとても嬉しかったのですが、その後お店に向かう道中とても気まずくて耐えきれずに、もうお酒の力に頼ろう!と思ったのが悪かったんです。お酒を呑んで酔いが回って饒舌になってきた頃、元彼の話にはじまり余計なことばかり言ってしまいました。挙げ句の果てに勢いで「もう私でよければ付き合う?」と言い、見事に撃沈しました。今振り返っても本当に消えたいです。そこで恋愛対象から外されたのでしょうね。
連絡先は交換できたのですが、しばらくして連絡がかえって来なくなりました。
2週間LINEの返信がありません…
完全に脈がなくなったと思いました。あの日からしばらく1日1通はやりとりが続いていたのですが、2週間LINEの未読無視が続きました。嫌われたのではないかととても不安で、もう彼との縁がなくなってしまったと絶望感でいっぱいでした。メッセージの追い討ちはせずに放置していたのですが、私はもう最後だと思って「元気?」とだけ送りました。
すると、なんとすぐに返事が来たのです。とても安心したと同時に、こんな不安定な関係はやっぱり嫌だと思うようになりました。(のちに聞くと本当に忙しかったので、労る内容かつ短文が気軽に返信しやすく良かったらしいです)
会ってくれるけど付き合ってはくれない彼
それから月に1回あるかないかくらいの頻度で会うようになりました。初めて二人でご飯を食べた日は振られたけれど、会い続けてくれているので好意はあるのだろうと思い、再度彼に私と付き合ってほしいと伝えました。しかし「今は付き合えない」と言われ、付き合ってはくれませんでした。
その後も何度か会い、同じように気持ちを伝えましたが、その度に「付き合えない」と言われ、悲しくて悲しくて家に帰ってから号泣していました。こうやって惨めになるだけなのだからもう会うのはやめよう、と何度も思いましたが、それでもやはり私は会い続けました。もう付き合ってくれなくてもたまに会ってくれるならいい、新しく好きな人ができるまでこのままでいようと割り切ってさえいました。
そうして月に1回、数時間だけ会ってご飯を食べに行く。そんな関係が8ヶ月続きました。
最後の告白
それから年が明けて4月になり、やっぱりこの関係は辛いと思い、もう一度だけ「彼女になってもいい?」と聞きました。
すると彼から「良いよ」と返ってきたのです。あっさり付き合うことになりました。今まで何度告白しても断られていたので、嬉しかったけれどとても不思議でした。なぜ今まで付き合ってくれなかったのかを聞くと、私のことは好きになっていたけれど、忙しくて彼女になってくれても構う余裕がなく寂しい思いをさせるだろうと思っていて、余裕ができたタイミングが今だったから、と言われました。
以前から“今は”付き合えないと言われてはいたものの、遠回しに断られ思わせぶりな事を言われて弄ばれているのではないかと辛い思いをしていたので、付き合ってから彼に、あの頃辛かった!傷ついた淋しかった!てかそっちから告白してよ!と全部しっかり愚痴りました。その分幸せにすると言ってくれたので許しましたが(笑)
「付き合う」という言葉、形式はやはり私にとってとても大事だったみたいで、ちゃんと彼の彼女であると言える関係は安心でき幸せでした。彼も彼女として大切にしてくれるようになりました。
今回の恋愛を通して学んだこと
私と彼が付き合うまでの話は以上です。今回のことで実感したことは、男性の中には(もちろん女性の場合もいらっしゃるでしょうが)、一つのことに集中したい時、相手のことが気になっていたとしても、新しい恋愛は考えられず連絡がぱったり途絶えてしまう人が本当にいるということです。結局タイミングなんですよね。
それらを踏まえると片想いに悩んでいる女性は、彼は今は忙しいから付き合ってくれないだけかもしれない、連絡がないのかもしれない、と一度ポジティブに捉えて待ってみてもいいかもしれません。
現在、彼と付き合ってから早5ヶ月。あの頃のようなすれ違いは出来るだけしないように、思ってる事や気持ちはちゃんと口に出して伝えるようにしています。
失恋からの逆転ポイントとは
私は失恋からの逆転のポイントは「焦らず急かさず辛抱」だと思います。振られているのだから、基本的にあまり追い過ぎると本格的に嫌われてしまうので。
あとは自分がダメだったところに気づいて変えられるかどうかです。人の気持ちは変わるものですから、彼に振られたら一旦冷静に距離を置きつつ、自分を磨いて綺麗になってからアクションを起こしても遅くないと思います。
それでは皆さんの片想いが報われますよう願っています。
長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。